インタビュー

法律は私たちの生活の細部に入り込んでいることを実感。

 弁護士になって、改めて、法律は私たちの日常生活の細部に入り込んでいると痛感しています。たとえば、私たちが、いまこの瞬間、自由に発言し、誰かに生き方を強制されることがないのは、現行の憲法による規律があるから。
一方で、権力者の都合で無謀な法律解釈や法律の運用が強行されるのを私たちは日々目にしています。法律は万能ではなく、使い方によって悪にも善にもなりえます。私たち弁護士は、依頼を受けた個々の事件の対応だけでなく、裁判などの司法的手段や運動などを通じて、権力者による法律の悪用や恣意的取り扱いの是正に取り組んでいくことも重要な使命だと思っています。

動物と動物を取り巻く人間の幸福の実現をライフワークにしたい。

幼いころから猫や犬が生活の身近にいて、動物と共に生活する幸福を享受してきました。動物の営みが人間社会の都合と衝突して動物が犠牲になったり、動物をめぐって人間同士が対立して紛争化する現実に胸が痛みます。
日本では、ボランティアが身を粉にして動物の問題に取り組んでいる現実がありますが、動物の問題はその背後にいる人間の問題でもあり、本来は行政や地域社会全体が自分の問題として取り組むべき問題です。一匹でも人間の犠牲になる動物を減らすために、弁護士としての立場から、行政に対する働きかけや、動物愛護法制の改正に取り組んでいきたいと思っています。

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