第２５回飛翔の里“生活の家まつり”に参加して
１１月３日（文化の日）、中津川市にある飛翔の里生活の家で行われた“生活の家まつり”に参加してきました。
飛翔の里は、知的障がい者や身体障がい者の方の生活介護や就労事業を行う施設であり、どんなに重い障がいがあっても人間らしい生活を保障し、できる限り自立を目指して日々運営に尽力しています。
私はこのお祭りに初めて参加させてもらったのですが、多くの方が参加し、とても盛況でした。メインステージでは、合唱や演劇ブレーメンの音楽隊が行われ、みなさんの精一杯の表現でとても心踊らされました。
ちなみに、私や一緒に行った長谷川が感嘆したのは生活の家一座の津軽海峡冬景色。歌詞に合わせて様々な描写を演じるのですが、演出の素晴らしさ、さらには主演の方の受賞モノの迫真の演技が素晴らしかったです。
他にも、野菜や縫製、石けんなど日々の生活物の販売もありました。
今年の７月、神奈川県相模原市の知的障がい者の施設で多くの入所者を死傷する事件が起きてしまったことはまだ記憶に新しいところで、障がい者施設や障がいをもつご家族にもショッキングな出来事だした。
しかし、障がいを持っていても、施設や地域の支えもあってみなさん楽しく生活しています。命は平等であり、個々の尊重がされる社会でなければなりません。お祭りでも、とても多くの参加者がおり、「地域に生きる」というスローガンが示すように、地域とのつながりもとてもよく見えたお祭りでした。
私は、お祭りに参加してみて、みんなの劇や歌でとても元気が貰えました。お祭りは、毎年開催されているようです。みなさんも是非、出向いてみてはいかがでしょうか。
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