ママさん所員のひとりごと
2008年10月14日
ママさん所員のひとりごと
近頃のニュースを見ていると、親族同士の殺人をよく耳にします。介護に疲れて、子供が泣きやまないから、金銭問題から・・・。
情報が行き交う中、世知辛い世の中を悲しく思います。そんな時、野口雨情の「シャボン玉」を思い浮かべる事があります。
子供の時から歌っていた歌ですが、大人になってから歌詩の作られた背景を聞いた時、野口雨情のやさしさが伝わる詩に感動しました。
野口雨情の長女は生まれて7日目に病気で亡くなり、子供の命をシャボン玉に例えて作詞した歌だそうです。野口雨情の気持ちで、詩を読み返して見てください。
シャボン玉 作詞 野口雨情 作曲 中山晋平
シャボン玉とんだ 屋根までとんだ
屋根までとんで こわれて消えた
シャボン玉消えた とばずに消えた
生まれてすぐに こわれて消えた
風々吹くな シャボン玉とばそ
野口雨情は他に「七つの子」「赤い靴」など、気持ちがやさしくなる童謡を作詞しています。心が疲れた時は、口ずさんでみてはいかがですか?