ソニー美濃加茂閉鎖問題を考える
愛労連のブログに下記集いの報告がアップされていました。
http://rodo110.cocolog-nifty.com/aichi/2012/12/sony-c06f.html
22日、ソニー美濃加茂工場閉鎖問題を考えるつどいが美濃加茂市生涯学習センターで開催されました。JMIU、愛労連、自由法曹団、共産党からの連帯あいさつに続き全労連小田川事務局長が全国のリストラ闘争を報告。外国人労働者が多く、二百人の会場いっぱいで、ポルトガル語の通訳もあります。
JMIUソニー班の副班長伊達フェルナンドさんは派遣労働者として9年も働き、自宅のローンや家族をどう支えるか不安を語り、地元のタクシー労働者なども不安を語っています。解雇される社外工は1800人で半分が外国人です。労働組合に加入したのはほとんど外国人です。JMIUはブラジル、ペルーの方にたいへん信頼されています。20日に県・市への要請を行い、翌日岐阜県知事がSONY本社を訪問して「請負会社の従業員にも配慮を求め」ました(岐阜新聞12/22)。SONYは県に対して「最大限、努力したい」と言ったようですが、労働組合からの団体交渉要求には応じていません。三村書記長は「この集会を機に大きな社会問題にして交渉のテーブルにつかせたい」と言っていました。
県への要請と22日の集会は東海地方のNHKで放送されました。
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10月19日、ソニーは突然、1980年から続いた美濃加茂サイトを来年3月で閉鎖することを発表。
美濃加茂工場には当時、正社員が770人、請負や派遣社員など人材会社から構内で働く「社外工」が1850人(中日新聞)いたといいます。
10月末の美濃加茂市の調査では、正社員485人、「社外工」1675人となっています。
社外工の人達が一人でも加盟できる個人加盟方式の労働組合「JMIU愛知支部・可児加茂分会」に加入し、ソニー班を結成し、一人の労働者も路頭に迷わせないことをソニーに求めています。
組合は、地域の労働組合の支援を受け、地域の方々と協力してソニーに社会的責任を果たすよう求めています。
5万5000人の町(美濃加茂市)から、2600人が失業
ソニー閉鎖問題を考えるつどい
とき 12月22日(土)午後1時30分〜
ところ 美濃加茂市生涯学習センター 美濃加茂市太田町3425-1
ソニーは内部留保を2兆6千億円もため込んでいます。ちょっと考えてほしいものです。