名張毒ぶどう酒事件の再審開始を求めて
2012年10月30日
日本国民救援会・名張事件愛知守る会では、毎月28日に大須観音前で宣伝行動を行っています。
先日10月28日にも、小雨の降る中、14名の支援者が参加し、署名のお願いとチラシの配布を行いました。28日は大須観音の縁日と重なっている為、人通りも多く、毎月たくさんの方が署名に協力をしてくれます。昨日も、75人の方に署名を頂く事ができました。
署名活動をしていて思うのは、若い世代がこの事件に興味を示してくださり、積極的に署名をしてくれる方が多いという事です。「なぜつかまったままなの?」「ひどい」という声を聞く度、それが普通の感覚なんだと実感し嬉しく思うと共に、この声が何故裁判所には届かないのだろう・・・ともどかしく思います。「疑わしきは被告人の利益に」という刑事事件の原則を思えば、署名の数だけ、「疑わしい」と思っている人がいるのだから、裁判所は今すぐにでも再審開始の決定を下すべきなのではないでしょうか。
少しでも多くの、「奥西さんが犯人とは疑わしい」という声を届ける為、今後も大須宣伝をはじめ、いろいろなところで名張事件を知ってもらう活動を広めていきたいと思います。
先日の宣伝では、小学校低学年ぐらいの男の子がチラシを受け取ってくれた後、走ってお母さんとおばあちゃんを呼びに行ってくれて、男の子も含め3世代で署名をしてくれました。寒い日だったので、手足が冷たくなっていましたが、心はホッと温まって宣伝行動を終えました。
名張事件愛知守る会は、11月29日の18:30から、ウインクあいちで総会を予定しています。興味のある方は、是非ご参加下さい。
事務局 近藤