くらし支える相談センター

私たちは、市民のみなさまの暮らしの困りごと(生活困窮、医療や福祉・介護、子育てや教育、雇用・失業や経営問題)など、さまざまな相談を電話でお受けし、必要に応じて専門の団体・法人・個人の方々とのネットワークで連携を図りながら解決をめざしています。

2011年7月の開設以来、約800件の相談をお寄せいただきました(2016年9月現在)。どこに相談したらいいのか分からない方や悩みごとを抱えている方、気軽にお電話ください。

こんな相談、受け付けています

生活保護、医療・福祉、介護、雇用・失業、経営問題、相続、離婚・DV、年金、成年後見、近隣トラブル、不動産、交通事故、子どもの悩み、親族トラブル、サラ金、住宅ローン、税金など

くらし支える相談センターの活動

くらし支える相談センターは、弁護士法人名古屋北法律事務所と「暮らしと法律を結ぶホウネット」の共同運営です。経験豊富な相談員が無料でお電話にて懇切丁寧に対応させていただいております。あなたとともに、地域のネットワークの力も借りて、最善の解決を目指します。

相談員のご紹介

生活保護係経験者・労働基準局職員経験者・社会保険庁職員経験者・看護師・民生委員・ケアマネージャー・元教員・児童相談員など、経験豊富な相談員があなたのお話をお聞きします。
弁護士・司法書士・税理士・社会保険労務士等とも提携しています。

相談員からのコメント

相談員H・K(元銀行員)
相談員として私の知らない分野の勉強をさせていただいています。特に生活に密着した問題・話は身につまされます。一人で解決するのではなく、みんなで相談をし、解決をする。ぜひあなたも相談員にどうぞ。
相談員Y・O(元名古屋市職員)
名古屋市の職員として働き、労働組合の役員を務めました。センターには多様な相談が寄せられます。相談の内容が理解できるようにと、知識を吸収している最中です。
相談員I・S(元社会保険庁職員)
年金業務に携わっていました。貧困の連鎖、固定化という問題を実感しています。思い悩んでいる方、気軽にお電話を。お話を聞くことを大切にしています。
相談員K・I(元名古屋市職員)
生活保護のケースワーカーの経験があります。相談センターには生活保護の相談が一番多く寄せられます。正直にいきる市民の力になりたいと思います。

解決事例のご紹介

健康保険組合から傷病手当打ち切りの通知が届きました

兄が脳こうそくで倒れ、リハビリを続けていたのですが、リハビリ停止の診断書が出て、健康保険組合から傷病手当打ち切り、不服なら最審請求せよとの通知がきました。医師に再審請求の意見書を書いてもらえるのでしょうか。
診断書を確認したところ、リハビリ停止は制度上仕方ないものでしたが、本人については「労務不可」と明記されていました。医師に会って再審の意見書をお願いするようにアドバイス。医師の協力が得られ、4ヶ月後に健康保険組合から傷病手当支給の通知があり、解決しました。

残金が数千円になってしまい、困っています

長年連れ添った内縁の妻が急死。妻の親族が、妻名義で借りていた部屋の契約を解約したため、私(夫)は着の身着のまま追い出され、知人宅に身を寄せたが、それも限界に。残金が数千円になってしまい、困っています。
無年金で貯金等などの財産も無いことを確認。週末で急を要することから、センター相談員、弁護士が区役所の窓口に本人と同行。結果は、一時保護施設に入所、その後、市の寮に入所することになり、ホームレスにならなくてすみました。

子供が病気で長期通院中。通院先の近くに転居したいと考えています

親子二人で暮らしていますが、子どもが病気で長期通院中です。私は高齢なので、自宅を処分して子どもの通院先の近くに転居したいと考えています。子どもの将来設計についても相談したい。
親子で相談センターに来所。相談には高齢者や障がい者の権利擁護支援NPO職員と司法書士(いずれもセンター相談員)が同席して対応。自宅処分や転居先、相談者亡きあとの子どもの将来設計などについて、親子の思いを大切にしながら相談。今後、具体化する際にも、相談があれば協力して行くこととなりました。

相談センター事務所のご案内

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きた事務所 TEL:052-910-7721

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