「司法と弁護士を市民に身近な存在にするために、地域で市民の方々とネットワークを作れないか」
ホウネットはこの想いを具現化し、設立されたネットワークです。設立から10年以上が経ち、今では1,000人以上の会員がいらっしゃいます。ホウネットは今後も、法律を身近に感じていただくために、精力的に活動していきます。
ホウネット会長のご挨拶
暮らしと法律を結ぶホウネット(略称ホウネット)は、名古屋北法律事務所の友の会で、市民と名古屋北法律事務所の弁護士、所員とによる司法を身近にするためのネットワークです。
ホウネットは、市民にとって敷居の低い名古屋北法律事務所づくりをめざしています。また、法律や制度が実際に市民の暮らしに活かされるように、法律講座や、暮らしについてのなんでも相談、貧困世帯の子どもの学習支援、草の根憲法運動など地域共同運動にも取り組んでいます。会員の自主性にもとづく地道な活動を心がけています。
ホウネットの活動
法律講座・法廷ウォッチング
会員同士の親睦を深める企画
ホウネットでは、会員相互の交流・親睦を深められるような企画や趣味の会づくりを進めております。色々な企画を通じ、ホウネット運動を進める人の輪が広がり、つながりが深まればとの想いがあります。くらし支える相談センター開設後は、同センターの一室も活用されております。
主な活動として、バス旅行や山歩きの会、パッチワーク教室、切り絵サークルなどがあります。
平和と民主主義を守る活動
ホウネットでは「人権、民主主義、平和のため地域の人々と共同して取り組みを進める」ことを目的に掲げております。その中でも最も重視しているテーマが「平和憲法を擁護し、社会のすみずみに生かす」ということです。
ホウネットでは年4回程セミナーを行っており、2013年には長谷川一裕弁護士が『自民党改憲案を読み解く』(かもがわ出版)を著し、地域のみなさんと一緒に憲法を考える「憲法セミナー」を開始しました。
中小企業会員に向けての活動
名古屋北法律事務所は、「男はつらいよ」に出てくるキャストの面々-寅次郎(無職)、さくら(主婦)、おいちゃん(高齢者)、ひろし(労働者)、タコ社長(中小零細業者)-のような庶民のためのマチベン事務所です。その大事な対象者のひとつが中小零細の自営業者の方々です。
ホウネットでは、中小零細の方々に役立つ法律情報の発信に力を入れ、法律講座や経営塾を開催してきました。2012年には社会福祉法人等の福祉事業経営者のための連続講座(当事務所以外の3団体との共同開催)、2013年は損害保険代理店のための損害保険・生命保険に関する講座を開催するなど、特定の事業分野のニーズに応える企画も行っています。
ホウネット会員のメリット
ホウネット会員の方は、
3回まで無料で法律相談を受けられます。
名古屋北法律事務所は、初回の法律相談を無料で行っております。
ホウネット会員の方は、法律相談を無料で3回まで受けることができます。毎週火曜日には夜間相談、毎月第2土曜日午後には土曜日相談も行っており、同居の家族の方も会員と同じ資格があります。
入会について
ホウネットには当会の目的に賛同していただける方であればどなたでも入会できます。入会をご希望の方は以下のボタンより、入会申込書をご請求下さい。
- 個人会員の会費は2,000円(1年間)です。(入会金なし)
- 中小企業会員の会費は10,000円(1年間)です。(入会金なし)
- この会の財政は、会費および寄付金等でまかないます。
名古屋北法律事務所とホウネットは、発足当初から、主に名古屋市北生涯学習センターを会場として「相続・離婚・交通事故・労働・多重債務」など、市民生活に関わるテーマで法律講座を開いています。
上記の通常講座以外にも、名古屋市内もしくは近郊を巡回して開催する「巡回型法律講座」、団体や地域での少人数の集まりにおいて、講師派遣の要請に応えて行う「出前法律講座・出前制度講座」も行っています。
また、司法を身近に感じてもらうための法廷ウォッチングでは、理解を深めていただく為に、裁判傍聴後の懇談会において、弁護士による説明を行っております。