【世話人コラム】「子どもたちに安心な未来を手渡す会」としての活動
ホウネットには多数の世話人さんがおります。本世話人コラムでは、世話人さんって、どんな人?をテーマに、ホウネット以外にも様々な側面を持っている世話人さんを紹介します。
今回は、杉崎さんの紹介です。
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東日本大震災と福島第1原発の事故後、こんな大災害を受けたら社会が大きく変わるはずだという想いを私は持ちました。しかし、既成の団体主催の講演会や学習会に参加しても、何か物足りなさをぬぐえませんでした。
私は、恥ずかしいながら、原発が日本中に54基もあるとは知りませんでした。核兵器廃絶の運動はしてきましたが、原発建設反対の運動に何か行動したという記憶がない。私自身の無知を反省し、自責の念が続いています。
受け身型ではなく一人ひとりが考え、一人ひとりの判断で行動をするそんな会があってもいいのではという気付きから、同様な想いを感じていた友人たちが、「子どもたちに安心な未来を手渡す会」世話人になり2012年2月に発足しました。
この会は『肩書きなし。権威なし。』をモットーに、世話人が自覚的に会議に参加し、喧々諤々の議論をしながら年に2回ほど大きな集会を行い、他団体との共同行動や反原発訴訟などに賛同しています。
スタートは「福島を忘れない」「さよなら原発」でしたが、昨今の改憲の動きに「平和と命・個人を大切に」とウイングを広げています。
さる、9月22日には原発事故5年目のつどいをたくさんの方の参加で大成功させることができました。改めて『福島を忘れない』を文字とおりに共有してほしい。原発事故の過酷さを改めて確認してもらう機会にと企画しました。「福島につなぐ合唱団」が結成でき、志賀中学合唱部の参加で夢のような世代を超えた大集会を成功させることができました。
日ごろからのホウネットの皆様のご協力にほんとうに感謝しております。
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