6/7 憲法セミナー(第1回)を開催します!
暮らしと法律を結ぶホウネットでは、6月から12月にかけて、4回連続の憲法セミナーを開催します。
自民党は2012年4月に憲法改正草案を発表しました。その中身には多くの問題点があります。短い言葉では説明できませんが、例えば次のような点があります。
本来、憲法をまもるのは国や公務員ですが、改憲案では国民に憲法をまもる義務を課しています。表現の自由を、ときの権力(例えば国会での多数派など)が恣意的に制限することができるような内容も盛り込まれており、自衛隊を「国防軍」とし、その性格を“海外で戦争ができる軍隊”に作り変えようともしています。領土問題などの国際的な紛争は厳然として存在しますが、それらを「武力を背景に有利に交渉したい」と思う方がいる一方で、世界の大きな流れ、現在の世界的な枠組みを見れば、粘り強い対話で物事を解決しようという姿勢が大勢です。
また最近では、改憲をねらう国会議員などから、改正要件を定めた96条を変えよう、国会での発議のハードルを低く下げようという動きも活発になってきていますが、世界中を見渡しても、本来ルールを守る側がルールを変えるような改正を行った例はありません。
今回の憲法セミナーは、このような情勢の中で、ホウネットとして「現行憲法を守ろう」との立場で行うものです。
第1回目を下記のとおり行います。ふるってご参加ください。
日時 2013年6月7日(金)18時30分〜20時30分
会場 名古屋市北生涯学習センター 視聴覚室
講師 弁護士長谷川一裕(名古屋北法律事務所)
参加費はかかりません
講師の長谷川弁護士は、「自民党改憲案を読み解く」という本を執筆しています。第1回目は、自民党改憲案の問題点を大まかに解説し、そもそも憲法とは、という点にも立ち返りながら、お話をする予定です。
2013/6/4
ホウネット事務局より
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