「交通事故による被害回復のために−基本編」講座を開催しました
2012年05月12日
「交通事故による被害回復のために−基本編」と題した法律講座を4月25日午後、名古屋北生涯学習センターで行いました。講師は伊藤勤也弁護士。ホウネットの会員さんや新聞案内を見た方など、19名の方にご参加いただきました。
講義では、ある交通事故案件を例にして、賠償の際に争点となる治療費や通院費、休業損害などの算定額が、通常裁判ではどのように計算されるかなどを、実際に裁判で使用される資料などを参考に学習しました。
講義の後の質問では、「接骨院に通った期間は通院期間に入るのか?」「家事従事者の休業損害はどのように算定するのか?」「賃金センサスは学歴計か学歴別どちらを使った方が良いか?」など、細かな点についてもいろいろと質問が出されました。
交通事故は、誰もが当事者になる可能性がありますが、知識がないために、満足な保証が得られなかったり、必要以上の賠償をすることになったりしかねません。
ホウネットでは、今後も繰り返し交通事故についての講座を行っていく予定です。
2012/5/12ホウネット事務局