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事務所だより

英語DE!法律(LESSON3)

2010年8月21日

こんにちは。
英語DE!法律 第3回として、労働基準法についてお話しします。

「労働者を1週間40時間を超えて働かせてはならない。」

労働者の労働基準について、労働者と使用者の自主的な処理に任せてしまうと労働者の生活が害され、著しく安い賃金で働かせたり、異常に長い時間働かせたりと言うことが出来てしまいます。

そのため、法律で最低限の賃金を決めたり、労働時間の制限について規定されています。
労働者の労働基準について規制した法律が労働基準法(Labor Standards Act)です。

労働基準法では、労働者の労働時間について、1日8時間、1週間で40時間を超えてはならないと規定されています(労働基準法32条)。
ただ、この条項には例外があって使用者が労働者の代表者と協定を結ぶなどした場合には日8時間以上、1週間で40時間以上働かせることが出来てしまうます。基準以上に働かせる場合には使用者は割増賃金を支払わなければなりません。

労働基準法第32条
「使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。」
An employer shall not have a worker work more than 40 hours per week, excluding rest periods.

employer=使用者
rest periods=休憩時間

2項
「使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。
An employer shall not have a worker work more than 8 hours per day for each day of the week, excluding rest periods.

                                  弁護士 白川秀之 

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