国民救援会北支部結成総会
2012年2月13日
日本国民救援会の北支部結成総会が開かれました。
2012年 2月13日 弁護士 白川秀之
2月12日生協わかばの里において、日本国民救援会北支部の結成総会が行われました。
国民救援会とは、戦時中の1928年4月7日に結成された人権団体で、戦前は、治安維持法の弾圧犠牲者の救援活動を行い、戦後は、日本国憲法と世界人権宣言に基づいて、弾圧事件・冤罪事件・国や企業の不正に立ち向かう人々を支える団体です。
愛知県にはこれまで国民救援会の支部が18個ありましたが、北支部の結成で19個目の支部となります。
記念講演では、千種法律事務所の阪本貞一弁護士が、えん罪事件の起こる原因、えん罪を防ぐためにどう取り組んでいくのかについて講演されました。
総会では、各種えん罪事件、労働事件を闘われる方の訴えが紹介され、三菱電機派遣切り訴訟の公正な解決を求める宣言が採択されました。
北支部の支部長には当事務所の伊藤勤也弁護士が就任しました。
今後、北支部が名古屋市北部での国民救援会活動の中心になるといいなと思います。