中小企業の元気をもとめて〜沖縄で学んできました
2007年2月14日
【沖縄で全国研究集会】
中小企業の元気をもとめて
『中小企業の元気が、地域をつくり、日本を変える−広げよう!!
大きな輪(和)、学びあおう!中小企業憲章』とのスローガンで開催された第37回中小企業問題全国研究集会(2/8〜9・沖縄・那覇市)に参加してきました。
沖縄の気温は25度前後であり、名古屋との温度差が10度以上、夏を感じさせるほどであり、北の地域では「桜まつり」も開催されていました。集会会場のコンベンションセンターには全国都道府県から1500名を超える中小企業家がつどい、「地域経営の視点に立った中小企業」など16の分科会に分かれて真剣な学びがおこなわれました。
私は、第8分科会の「人づくりは会社経営の真髄」に参加。滋賀県の住宅建築会社の社長の自社の経営と同友会(中小企業家同友会の略称)という報告を聞き、出席者とのグループ討論で意見交換をしました。
1.会社を永続的に存続させたい。
2.社会に貢献できる会社にしたい。
3.利益が出る会社にしたい。
4.人づくりをしたい。との会社経営の真髄を同友会でより学び実践したお話は大変勉強になりました。
今後の方向性については、社員が業務の主体者となり、地域のよきリーダーとして能動的に行動する社員づくりをめざしているとのことです。社員と共に学ぶ姿勢に感銘を受けました。私も所内で実践しなければなりません。その第一歩として、このレポートを載せることにしました。
2日目の午後からは「学んで実践」でなく、「学んだ後は楽しみを」と沖縄の観光と歴史を拝観しました。世界遺産の首里城と夜の国際通りを散策。3日目は、美ら海水族館(入場料1800円)でサンゴ礁やジンベエザメに出会い、沖縄随一の景勝地・万座毛に感激の声を出し、豊見城市の旧海軍司令部壕で20世紀の爪あとに心を痛め、「子どもたちに、この壕をみせたい」とのO氏の声が聞こえてきました。
平和こそ中小企業経営家の願いであると共感した旅でした。
2007年2月13日
立木 勝義