ニーハオ! 〜中国の友人が事務所訪問に
2008年3月14日
南京から、友人が訪ねてきてくれました
3月13日、思わぬお客様がやってきてビックリしました。
事務所のドアが開き、いつもお世話になっている旅行会社『富士ツーリスト』の社長さんが入ってこられました。数人の方が同時にいらっしゃったようなので すが、私の座っている席からは社長さんしか見えず、「ああ、新入社員を連れての挨拶まわりかな」と思って席を立つと・・・。
なんと、3年前の2005年、ホウネットが企画した「戦後60年・中国旅行」で南京を訪れたときに色々お世話をしてくださった曹さんが!!
私は「(富士ツーリストに)転職したんですか?」と軽いジョークを飛ばしつつ、久々の再会に嬉しくなり固く握手をしました。
曹さんは南京中北友好国際旅行社というところで働いていて、今回は上司の方と一緒に、営業で日本に来られたそうです(だと思います)。
3年前のツアーでは南京大虐殺記念館などを回り、過去の日本が犯した侵略戦争を改めて学びました。日中の相互理解のためには、歴史をきちんと認識する必要があります。
曹さんは今回、増築してリニューアルされた南京大虐殺記念館の資料などを持ってきてくれました。日本語で書かれているものなので、じっくり読ませていた だきたいと思っています。私も、所内に飾ってある虐殺記念館の絵(ツアーのときに立木昭男さんに描いていただいたもの)を示しながら、ホウネットニュース 第5号の1面に掲載したことなどを紹介しました。
『また中国に遊びに来てください。市民どうしの交流が活発になれば、たとえ国と国の間に問題があっても平和的に解決していけます』・・・そんなようなことを曹さんはおっしゃいました。本当にそのとおりだと思います。
突然の訪問で気が回らず、立ち話のみで何のおもてなしもしませんでしたが、後になってお茶くらい出せばよかったなと思いました。
再見!
2008年3月14日 熊谷
(昨年8月にも中国・チベットに行ったことは、何となく気まずくて言えませんでしたが・・・)
写真左から2番目が曹さん