第20回弁護士業務改革シンポジウムに参加して
2017年10月2日
第20回弁護士業務改革シンポジウムに参加して
9月9日(土)、東京大学本郷キャンパスで行われた業務改革シンポジウムに参加してきました。
このシンポジウムは、基本的には弁護士や法律事務員を対象としたシンポジウムで、会の存在すら知らない方も多いのではないでしょうか。
時代の変遷に伴い、社会構造の変化、経済のグローバル化、社会の高度な情報化が進み、また、司法制度改革などによる弁護士業界そのものが変化していく中で、現在の弁護士の在り方や新しいニーズへの対応を考えていこうというシンポジウムだと私は理解しています。
シンポジウムではいろんな切り口からの分科会が用意されており、私は新時代の事務所経営と遺言関連分野の弁護士業務を中心に回りました。前者では、皆に支持されるような事務所を目指すための工夫を共有でき、後者では、高齢者や障がい者の権利を守るべくどのようなことに気を付けていくべきか、実務のあり方や注意点を学びました。
みなさんが直面する法律問題も時代とともに日々多様化していきます。先に述べたようにインターネットの普及や少子高齢化社会などによって今までになかった新しい問題が出てきたり、それらの問題に対する対応も多種多様になってきました。日々の業務の中でも、先輩弁護士の「私が弁護士になったときとは変わったなあ」という言葉をよく耳にします。
名古屋北法律事務所ではこういったシンポジウム等にも積極的に参加し、皆さんの問題に少しでも助力できるよう日々研鑽を積んでいます。
弁護士 新山直行