- プロフィール
- 2003年 米国テキサス州立ノーステキサス大学 ラジオ・テレビ・映画学科専攻/ジャーナリズム学科副専攻 卒業
- 2010年 中京大学大学院 法務研究科 卒業
- 2013年 弁護士登録
- 日本弁護士連合会 公害対策・環境保全委員会(環境法部会・気候変動対策プロジェクトチーム所属) 愛知県弁護士会 憲法問題委員会、男女共同参画推進本部、犯罪被害者支援委員会、民事介入暴力対策委員会
中島万里弁護士の重点取り扱い分野
- 1.動物に関わる問題
- 動物の幸福の確保を大前提に、動物をめぐるトラブルの解決に力を入れています。
- 2.交通事故
- 交通事故当事者の代理人として多数の事件を取り扱ってきました。被害者側の場合、弁護士が相手方との交渉に介入すると、争いがないケースでも、受けられる補償が増えることが多くあり、弁護士が介入するメリットが大きいです。加害者側の方の場合も、必要な防御を法的にサポートします。
- 3.債務整理・破産分野
- 弁護士が関与して借金を整理する方法は、任意整理、過払金返還請求、破産手続、再生手続など、選択肢が複数あります。その方に合う借金の整理方法を選び出し、人生の再スタートを図ることができるようお手伝いいたします。
- 4.離婚・相続など家族に関する事件
- 別居や離婚に際し、婚姻費用(生活費)や養育費の金額・支払方法を明確に取り決めておくことは極めて重要です。相続についても、声の大きい人に処理を任せるのでなく、相続人一人一人が当事者意識を持って権利を主張することが重要です。家族の問題だから…と躊躇せず、家族の問題であるからこそ、積極的に弁護士の介入を求め、ご自身の権益を守っていただきたいと思います。
20代半ばまで六法が何かも知りませんでした。
20代半ばまで、弁護士になろうと考えたことがなく、職業選択として弁護士をイメージしたことがありませんでした。大学で映画の勉強をしていたので、弁護士といえば、某有名恐竜映画の冒頭で最初に恐竜の餌食になっていたなあというような印象しかありませんでした。
回り道をして弁護士になったことが私の強みです。
米国の大学を卒業後、民間企業に就職して社会人生活を送る中で、政治、行政、司法の在り様が、私たちの生活に直結していると実感し、法律や社会の仕組みを一から学びたいと思うようになりました。そんな中、法学部出身でなくても弁護士を目指せるロースクールの存在を知り進学しました。 法律分野と畑違いの経験を経て、回り道をして弁護士になったことが、私の強みだと思っています。ちょっと変わった経歴の弁護士がいる、そんな風に思ってもらえたら嬉しいです。
依頼者と「共に歩む」弁護士を目指しています。
依頼者の方と共に歩む弁護士を理想に掲げ、日々の実務にあたっています。依頼者の思いを置き去りにせず、依頼者と徹底的に話し合って解決手段を考え抜き、他方で、出来ないことは出来ないと丁寧に説明することを意識しています。そして、依頼者の方にも、弁護士に丸投げではなくて、当事者意識を持って紛争と向き合っていただきたいと思っています。信頼関係を築くことができた依頼者と共に事件解決にたどり着いたときの喜びは何にも代えられません。
法律は私たちの生活の細部に入り込んでいることを実感。
弁護士になって、改めて、法律は私たちの日常生活の細部に入り込んでいると痛感しています。たとえば、私たちが、いまこの瞬間、自由に発言し、誰かに生き方を強制されることがないのは、現行の憲法による規律があるから。一方で、権力者の都合で無謀な法律解釈や法律の運用が強行されるのを私たちは日々目にしています。法律は万能ではなく、使い方によって悪にも善にもなりえます。私たち弁護士は、依頼を受けた個々の事件の対応だけでなく、裁判などの司法的手段や運動などを通じて、権力者による法律の悪用や恣意的取り扱いの是正に取り組んでいくことも重要な使命だと思っています。
動物と動物を取り巻く人間の幸福の実現をライフワークにしたい。
幼いころから猫や犬が生活の身近にいて、動物と共に生活する幸福を享受してきました。動物の営みが人間社会の都合と衝突して動物が犠牲になったり、動物をめぐって人間同士が対立して紛争化する現実に胸が痛みます。日本では、ボランティアが身を粉にして動物の問題に取り組んでいる現実がありますが、動物の問題はその背後にいる人間の問題でもあり、本来は行政や地域社会全体が自分の問題として取り組むべき問題です。一匹でも人間の犠牲になる動物を減らすために、弁護士としての立場から、行政に対する働きかけや、動物愛護法制の改正に取り組んでいきたいと思っています。
中島万里弁護士が書いた記事
- 2022年06月01日
- 警察によるヤジ排除裁判