愛知県ファミリーシップ宣誓制度
2024年8月1日
パートナーシップ制度をご存じですか。これは、法的な婚姻の効力はないものの、公営住宅の入居や病院の付き添いなどの生活の場面で同性カップルを支援する制度で、2015年、東京都世田谷区・渋谷区が導入しました。
パートナーシップとは、互いを人生のパートナーとし、親密な関係に基づき永続性をもった生活共同体を構築している又は構築することを約した関係です(素敵です)。
その後、対象は異性カップルにも広がり、また子供など近親者を含めたファミリーシップとして、多様な家族の形に対し丸ごと公的な証明書を発行する自治体が増えました。
愛知県内でも半数ほどの自治体が類似の制度を採用していましたが、2024年4月からは、愛知県も表題の制度を開始しました。これで県内どこに転居しても安心です。
弁護士 山内益恵(名古屋北法律事務所)
(「北医療生協・医療と暮らし」へ寄稿した原稿を転機しています)