(終了しました)6月23日 成年後見制度の学習会を開催します
2011年6月6日
下記の法律講座は20名の方にご参加いただき、活発な質問も飛び交って盛況でした。
感想では、弁護士による法的知識を整理した話がわかりやすかったという声や、市民後見人の活動をされている方の体験談がよかったという声がありました。
以下は受講された方から寄せられた感想文です。
・・・ホウネット法律講座「成年後見制度について」に参加して
制度については全く無知な私であったが、講座ではまず、法定後見制度と任意後見制度があることを学びました。特に、判断能力が非常に減退している人(重度の認知症など)の財産管理処分や施設などへの入退所契約などは、法廷成年後見人の選任が必要であり、個人の権利の用語が大切なことを学びました。しかし、現実には(制度を利用した方がよいと思われる方のうちの)数パーセントの人しか後見人を選任していない事実も知りました。
7月1日からオープンした「くらし支える相談センター」の良き相談員(コーディネート役)となるために、「こんなケースには成年後見制度を活用すべき」といった事例の学習を一層深めていきたいし、この制度の周知するための役に立てるように活動していきたいと思います。
(I・Hさんより)・・・
2011/7/5
ホウネット事務局
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成年後見制度の学習会を開催します
暮らしと法律を結ぶホウネット(通称:ホウネット)は、下記のとおり「成年後見制度」の学習会を開催します。
どなたでもご参加いただけます(無料です)。ふるってご参加ください。
お申込みや事前のお問い合わせなどはホウネット事務局まで。
ホウネット事務局 電話:052−910−7721
「成年後見制度」学習会
日時 2011年6月23日(木) 14〜16時
会場 名古屋市北生涯学習センター「視聴覚室」
講師 鈴木哲郎弁護士(名古屋北法律事務所)
・・・判断能力が衰えている方の財産を狙った悪質な犯罪や孤独死などが社会問題となって注目が集まり、そういった方の権利擁護が大きな課題となっています。
成年後見制度は、2000年の後見人選任が約3500件であったのに対し、2010年は2万件以上となり、総件数は約17万件となりました。この10年ほどで制度への理解や認知度が高まってきていることの表れと見ることができるでしょう。しかし、例えば認知症の方は2010年には約200万人に達したと言われており、その中でこの制度を利用している方は8.5パーセントにとどまっています。もっともっと多くの方に知っていただき、利用されるべき制度だと思います。
今回の学習会は制度の概要をお話しするものです。同様の学習会は他でも開催されており、内容的に新しいものはありませんが、私たちは、地域でこういった取り組みを繰り返し行っていくことが大事だと考えています。
初めてお聞きになられる方も、何度かお聞きになられた方も、多くの方にご参加いただきたいと思います。医療や介護、福祉に携わっていらっしゃる専門職の方や、民生委員さんなどの参加も歓迎します。学習会の中で質問や経験交流などの時間も設ける予定です。
(会場の北生涯学習センターの最寄駅は地下鉄「黒川」駅。4番出口から徒歩3分程度です。)
なお、今後の法律講座(市民向け)はこちら↓↓↓のページに掲載しています。
http://www.kita-houritsu.com/?p=3142
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