湯の山 夢谷庵にて憲法カフェが開催されました
2020年2月10日
2020年2月9日 小雪の舞う中、三重県菰野町湯の山の山荘夢谷庵にて、山内弁護士講師による「エンディングノートについて」の憲法カフェが開催されました。夢谷庵のご主人谷さんは、ホウネットの立上げから携わり、ホウネット元事務局長をされた方です。今もホウネット世話人としてご活躍頂いています。谷さんは夢谷庵という素敵な山荘のご主人で、憲法カフェや音楽会などを開催されています。湯の山の自然に囲まれて、楽しく集える居場所です。憲法カフェが始まる前に昼食を頂きました。すき煮と天ぷら、大根の煮物などカフェ風ではなく料亭風の料理でお腹が満たされました。
山内弁護士のエンディングノート講座では、こもの9条の会の皆様18名が参加されました。参加者の皆様は顔見知りで和気あいあいとした集いでした。山内弁護士は講座の冒頭で、この講座で3回は笑いを取ろうと思って話をしますと言った通り、常に笑いながら楽しく学ぶことが出来ました。
エンディングノートは元気なうちに書いてもらいたい、終末期医療について意思表示をしてもらわないと、後見人では被後見人の医療の選択は出来ない。家族も近くに住む親戚は「母は頑張ったからこれ以上延命はしない」と言うけれど、遠くに住む親せきは「母はきっと長生きしたいはずだ」と言う。だからエンディングノートに自分の終末期医療をどうしたいか書いておいてほしい。また、検体は親族の同意が4人以上必要で、名古屋市は今検体を希望する方が多く300人で締め切ってしまう。医師も少なくなっているので募集も少なくなっているなど、いろいろな雑学を交えて大変楽しく学べました。
講座の後は、質疑応答をしたのですが参加者の皆さんが顔見知りということで、妻の名義で・・・実家の土地について・・・など公開法律相談会となりました。本当に和気あいあいとした憲法カフェとなり、お腹も知的好奇心も大満足な講座でした。