文字サイズ 標準拡大

ホウネット通信

上飯田みんなのフードステーション

2020年5月28日

新型コロナ感染症の発生により、影響を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

 暮らしと法律を結ぶホウネットは、地域の三団体と共に、わいわい子ども食堂を開催しています。コロナ感染症の影響により、公共の施設や集会所など人が集まり三密を作ることを危惧し閉鎖されました。わいわい子ども食堂も利用していた場所が閉鎖となり、開催出来なくなってしまいました。コロナ禍で地域の方々が一番大変な時に何か出来ないかと、今まで子ども食堂を通して関わりのあった企業様やフードバンクなどから食材のご寄付頂き、地域の皆さんにお配りする事にしました。食材には、子ども食堂開催時に毎回ご寄付下さる(株)クレスト様から卵150パック×2回分を頂いたり、丸小青果様からは野菜等、沢山の企業様や個人の方から食材のご寄付頂きました。5月24日のフードステーションでは、それらを分けて150袋を用意し、11時始まりだったのですが、10時30分頃から徐々に300m程の行列が出来ました。最後の方は自分の分があるか心配しながらでしたが、並ばれた方には何とか配ることが出来ました。食材を配り始めて15分で終了し、受け取られた方々に口々に有難いと沢山の言葉を頂きました。ご寄付頂きました方々には感謝しかありません。

 4月にフードステーションを開催したのですが、三密を避けながら受け取られた方に話を聞くと「コロナの影響で仕事が無くなった」「学校は休校となり仕事に行けない」とまだ今までの蓄えで何とか生活出来るけど、金銭的に苦しい状況を感じさせる呟きでした。

 そこで、5月開催のフードステーションでは、ホウネットの暮らし支える相談センターが中心となり「なんでも生活相談」を併設しました。当日は、配布が15分で終わってしまった事もあり、ゆっくり話を伺う時間がなかった為、相談には繋がりませんでしたが、食材と共に「新型コロナウィルス感染症に関連する主な支援策について」を配布しています。給付金や助成金、貸付などの支援等を受けたいと思われる方にはとても参考になると思います。その支援が受けられるか不安な方がおられましたら、相談センターにご連絡下さい。分かりやすく説明してもらえます。(☎052-916-7702 平日午後1時~5時まで)来月は6月7日にあじまみんなのフードステーションにて、なんでも生活相談を開催します。生活に不安なことがある、金銭問題で悩んでいる、仕事のことなどお悩みがありましたらご相談下さい。

 しばらくの間は、わいわい子ども食堂が開催できない状況でので、フードステーションを開催していくつもりです。私たちもコロナ禍を乗り越えていきます。一緒に頑張りましょう!

事務員 伊藤桂子

このページの先頭へ