中国・南京北京の旅
2005年10月10日
ホウネットでは10月6日から10日までの5日間、戦後60周年企画の第四弾として、中国の南京、北京を巡る旅行に行き、南京大虐殺記念館、抗日戦争記念館といった、日本と中国との戦争の跡を巡りました。 旅行を通じ、日本が中国で行った戦闘での被害などを非常に詳細に語っており、勉強になると共に、戦争がもたらすものは破壊でしかなく、常に子供や女性といった、弱い者ほど被害を受けるという認識を新たにしました。 注目されたのは、中国の反日教育の現状が想像以上であったということでした。南京大虐殺記念館、抗日戦争記念館では、中国各地から来た見学者が多く来てい ました。このような教育環境の背景には様々な要因があると思いますが、このことが今年4月の反日デモの背景でもあると言う指摘は誤っていないと思いまし た。 現地でガイドをしてくださった曹さん、王さんとは「再見」(日本語でさようならの意味)と言って別れました。ただ、今後、日中両国が対話を怠り、互いを理解することを怠った場合には中国語で「別了」、つまり、二度と会うことはないと言う意味のさようならになってしまいかねないと思いました。