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ホウネット通信

茶谷さんのヨーロッパ旅行記

2005年12月20日

茶谷さんのヨーロッパ旅行記を始めます。

ヨーロッパ旅行記

ホウネットの運営である茶谷さんが、この6月にヨーロッパに旅行されました。旅行記を寄せて頂きましたので、4回にわけて連載しますので、お読み下さい。

緑の国ドイツを旅して

退職したら一度だけでもヨーロッパに旅行しようと家族と約束しました。要請された年金者組合の県本部役員を引き受けたためもあって、10年目にしてはじめてのドイツ、スイス、フランス9日間の旅となりました。 正直言って、行く前は「とに角、体の動くうちにいってみよう」という気持ちで、あたふたと旅立ちました。 フランクフルト空港に降り立ち、直ちにバスで観光地を移動しました。以後、驚きの連続でした。ヨーロッパは人間と自然が一体となった素晴らしい国でした。 ドイツ3日間の印象だけをとりあえず箇条書きにします。 (1)延々と続く農地はきれいに耕され緑一杯、休耕田は全くありません。食糧は自給するという政府の方針が目を見張りました。 (2)町には高層ビルはいっさいなく、18世紀と19世紀の町並みが保存されています。派手 な広告は無く、緑に包まれていました。市電を復活する工事がおこなわれていました。 (3)蛍光灯を使っていません。原因ははっきりわかりませんが使用後の水銀汚染を考慮してではないかと思いました。 (4)高速道路は無料です。むやみやたらに道路をつくっていないのです。ツアーの運転手は4時間走ると45分の休憩をします。一日12時間以上は運転をしません。「法律で決められている」いう説明でした。 (5)街には自動販売機はありません。一台で一つの民家の電気量を消費するという、500万台もある日本とは全く違ったエネルギー政策です。残っている原子力発電一基をあと暫くで廃止するそうです。 (6)街路に設置されている食事などをする机と腰掛はすべて「木と鉄」でできていました。プ ラスチックは全く使っていません。 (7)広広とした農地の中に立っている民家にはほとんどの家の軒下に「薪が山積み」に保存されていました。自然燃料の利用が徹底していました。 (8)食事は「サラダ」「メインディッシュ(魚かソーセイジとジャガイモなど)」「デザート」で終わりです。「これで充分だ」と思いました。 (9)ライン川の両岸を貨物列車が長い列で走っていました。川にはタンカーが往き来していました。道路をタンクローリーが走りません。 スイス・ドイツの旅はまた書きます。

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