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弁護士紹介・新山直行

新山 直行

プロフィール
岐阜県瑞浪市 出身
2011年 立命館大学法学部卒業
2013年 名古屋大学法科大学院卒業
2014年 弁護士登録
2015年 名古屋北法律事務所入所
愛知県弁護士会労働法制委員会、日本労働弁護団、東海労働弁護団所属、一般社団法人権利擁護結福祉ステーション理事

新山直行弁護士の重点取り扱い分野

1.労働事件
私が弁護士を目指すきっかけともなった分野です。使用者に対し、圧倒的に立場の弱い労働者の立場に立って、不当解雇、賃金不払い、残業代未払いなどの労働問題に積極的に取り組んでいきます。特に過労問題が多い現代、労働災害についても力をいれています。
2.遺言相続の分野
相続は単純な計算だけで淡々と処理されることもあれば、生前の経緯も含めていろいろな事情が絡み合い複雑な紛争に発展することも多々あります。そのため、丁寧に事情を汲み、法的主張に反映させることを意識して相続問題にあたっています。また、相続法の改正についても研鑽を行っています。財産を譲り渡す側も、今後の相続の段階で争いがおきないような遺言書の作成についてご相談ください。また、相続人間で分け方に争いがない場合でも煩雑な相続手続きを代行するお手伝いも行っています。
3.交通事故
交通事故は前触れもなく突然見舞われるものです。多くの方が、交通事故で保険会社からの提示に従ってよいのだろうかと不安に思うところです。交通事故は賠償金額の観点で弁護士が入るメリットが大きい分野です。
4.高齢者、障害者の分野
高齢化社会が進む中、高齢者を中心に様々な援助の必要性が急増しています。成年後見人、保佐人、補助人に加え、任意後見制度などを活用して、身寄りがいない方などサポートの少ない方への援助に力を入れています。

法律の力で、働く人の正当な権利を守りたい。

大学時代、生活費を稼ぐために全国でも有名なチェーン店でアルバイトをしていました。しかし、そこで見たのは労働者が使い捨てられている現実でした。企業は利益を追求するばかりで、労働者に過酷な労働を強い、リタイアすると、次の労働者を酷使するというサイクルです。労働者と使用者は対等というのが法律の建前ですが、実際は、労働者が声をあげても、逆に使用者の力に押しつぶされてしまいます。そういった逆境を少しでも打破できるよう、労働者の正当な権利を守るために戦える弁護士になりたいと思いました。

労働問題に力を入れていることが、当事務所を選んだ一番の理由。

はじめて名古屋北法律事務所の名前を知ったのは、法科大学院時代に参加した学生・修習生を対象にした勉強会でした。そこでは当事務所の加藤弁護士が扱った労働事件を題材にしており、当事務所が労働事件に力をいれている事務所だと知りました。それは、私が弁護士を目指したきっかけであり、今後力をいれていきたい分野と重なっています。さらにこの事務所が、「地域に密着した、敷居の低い法律事務所」を目指していることにも、とても惹かれました。そんな環境の中で、経験を積んでいきたいと思いました。

先輩弁護士に学び、刺激を受ける毎日です。

実際、名古屋北法実事務所で仕事をして感じたのは、ここで働く弁護士たちの志の高さと誠実な仕事ぶり。依頼者の相談にじっくりと耳を傾け、勇気づけながら、依頼者との信頼関係を築いています。公害事件や労働問題、人権問題など、政治的・社会的活動に力を入れている弁護士も多く、しかも、それぞれの分野でキーパーソンとして活動をしています。市民のため、とくに社会的・経済的弱者のためにプライベートな時間を割き、信念をもって活動を続けている姿に、日々良い刺激をもらっています。

依頼者に寄り添う。これが信頼を築き上げる一歩です。

入所してまだ日が浅い私ですが、一言でいえば、法律相談はとっても難しい。依頼者の話を聞きながら、頭の中で話の交通整理をし、重要なポイントを逃さず聞きだし、法律をあてはめ、ベターな解決案を提示する。それには、非常にスキルが必要だと実感しています。

相談に来られる方の多くは初対面で、弁護士であっても、完全に信用されているわけでもありません。信頼が築ききれていないうちは、不利なことは伏せて全容を素直に話してくれないこともあります。また、相談の事案がよくある事案ということもあります。しかし、相談に来られる方にとっては、いままでに経験したことのない大事件で、大概は人生のうちで最初で最後の“1つ”の事件です。それゆえ、相談に来られる方はとても不安な顔をしています。そのような事件であっても決しておざなりにせず、懇切丁寧に相談にのると、少しずつ気持ちがほぐれて、話をしてくれるようになります。最後には信頼関係が生まれ、次の相談につながります。

病気になったら町医者に行くように、気軽に相談に来てほしい。

弁護士活動を行なっていて思うのは、相談者が弁護士のもとに来られたときには、すでに手遅れになっていることが多いということ。もう少し早く来てもらえば、もっと良い解決が得られたのにと思います。その最大の原因は、やはり弁護士の敷居の高さでしょう。体の病気になったら気軽に町医者に行くように、法律で困ったら、気軽に助けを求められるような弁護士になれるよう、心がけていきたいと思います。まだまだ幅広く事件を精一杯こなしていくことに尽力しますが、その中でプロフェッショナルになれる分野を模索しつつ、頼りがいのある弁護士を目指します。

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