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事務所だより

戦争と平和のまちなみウォッチング

2006年7月17日

戦争と平和のまちなみウォッチング

名古屋市北区を中心に活動している「革新・名古屋北の会」の活動報告をさせていただきます。

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第4回「戦争と平和のまちなみウォッチング」
―あいにくの大雨の中、戦跡めぐりを決行!

7月17日(海の日)に、今年で4回目となる戦跡めぐりを開催しました。家を出るときは小雨だったのが、集合場所の建中寺(東区筒井)に着くなりどしゃ降りに・・・。そんな中、9名が参加しました。
建中寺には、日中戦争、太平洋戦争で戦死した兵士たち(東区民)の「殉霊之碑」があります。戦後の昭和32年に遺族有志によって建てられたということが碑の裏面を見るとわかりますが、当時の東区長が寄せた文の中に「支那事変」「大東亜戦争」という言葉や、彼らの尊い犠牲の上に今の平和がある、というよう な表現があり、違和感を覚えました。
悪天候のため車に乗り、続いて片山八幡神社(東区徳川)へ。鳥居や石碑には爆弾の破片が当たってできた跡があり、敷地の東側を囲う石垣には焼夷弾の跡が多数見られました。また、石碑に元々刻まれていた「縣社」の文字が埋められており、GHQの統治下で国家と神道が切り離されたことが見て取れます。
雨はさらに激しくなり、もう一件お寺に寄った後、近くの喫茶店で雨宿り。お昼ご飯を食べて解散しました。来年は晴天に恵まれることを期待します。

(名古屋北法律事務所からは長谷川弁護士、立木、熊谷が参加しました。写真は片山八幡神社の外壁です。)

片山八幡神社の外壁

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