郵便料金の改定
2024年12月2日
ご存じのとおり、2024年10月1日より、およそ30年ぶりに郵便料金が大幅に値上げされました。
郵便料金は郵便法及び郵便法施行規則によって決められており、日本郵便等の企業の都合で変えることはできません。今回の郵便料金の変更は、郵便法施行規則の第23条の改正によって行われました。もともとの根拠が法律なので、国会で郵便料金を議題にすることもできます。
郵便料金は既に変更されていますが、不足額分の切手を追加で貼ることで、値上げ前のハガキや切手も引き続き使用することができます。郵便局では、差額用の切手として16円・22円・26円・40円の切手も発行されているので、値上げ前のハガキや切手の使用がしやすくなっています。
弁護士 坂輪萌子(名古屋北法律事務所)
(「北医療生協・医療と暮らし」へ寄稿した原稿を転機しています)